腸内細菌は、人を含め、動物の消化管の壁面をびっしりと覆うように定着していて、例えば人では、約300種類・約100兆個も存在するといわれていて、人体を構成する細胞(約60兆個)をはるかに上回る数が存在しています。その腸内細菌は群落を作って「腸内細菌叢(ちょうないさいきんそう)」=「腸内フローラ」を構成しています。(「叢」とは「フローラ」=「花」を意味します。)
腸内細菌叢(腸内フローラ」は、人以外の動物にも同様に存在しています。
存在意義のないものは全て排除する生物の進化の過程で、腸内細菌が排除されることなく存在し続けていることは、腸内細菌が動物にとって重要不可欠な存在であることを意味します。
腸内細菌は抗生物質・ビタミン・ホルモン・酵素を産生しており、極論すると動物は腸内細菌によって生かされていると言っても過言ではありません。
このように動物は体細胞と腸内細菌の複合体であり、腸内細菌が健康、生命を支配しています。
臓器移植や輸血に際して、種やDNA、血液型の一致が重要であるように、乳酸菌の摂取においても、種、血液型、その人、その子(動物)固体のDNAが重要です。
▼その子特有の乳酸菌(DNAの合った)を摂取する意義
通常市販されている乳酸菌食品(薬品)は1株〜3株の乳酸菌で構成されており、それも好気性菌(空気を好む菌)がほとんどですが、主に体に有効な働きをしているのは嫌気性菌(空気を嫌う菌)です。(腸内には空気が存在しませんから当然です。)
ですから、嫌気性菌を中心に調合した生きた乳酸菌生菌で摂取することが望ましいと考えられます。
また、動物が生命活動を維持することに重要な働きをしている有用腸内細菌群を無理なく、早く増殖させるには、自分由来の菌が圧倒的に有効であることが実験で確認されています。
自分由来の乳酸菌により腸内環境が整うことで、悪玉菌が減少し、腸の老化が抑えられ、免疫力も向上します。
●オーダーDNA乳酸菌は、アレルギー研究室アトポスにおいて、人のアトピー克服に圧倒的な結果を出しています。
●オーダーDNA乳酸菌は、競走馬の体調管理にも利用されています。
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